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里親
保護犬の引き取りも積極的に実施
日本の犬猫の殺処分件数は、2021年度で約1万4,000件。野良として保護された末の悲しい最後です。30万件といわれる10数年前に比べれば、かなり減ってはいますが、世界的に見ればまだまだです。こうした保護犬猫の命を救うのが里親制度です。岐阜県でも動物愛護センターが主導して、普及を推進しております。
ひと口に里親といいますが、その資格を得るには、厳しい要件をクリアしなければなりません。譲渡前講習会の受講、飼養についての家族の同意、緊急時の本人に代る飼養代行者の存在が必要など、要件は全10項目に上ります。岐阜県山麓部でブリーダーを営む私たちは、そんな高いハードルを越えるモチベーションの一助になればと、疑似的に保護犬の飼養を経験していただけるイベントを催しております。ご興味があれば、ぜひご参加ください。